問題解決能力の低下? [ひとり言]
先週の金曜日、うさぎちゃんのクラスは、生活科の授業として、まちたんけんをしました。
何日も前から班ごとに、どこへ行くのか、なぜ行くのかなど考えて、計画をたててきました。
うさぎちゃんの班は、消防署と市立図書館とペットショップに行き、お昼は指定された公園でお弁当を食べて、学校に戻りました。
その日は他の一クラスも町探検をしました。
なので、お手伝いの先生もいたようですが、すべての班に先生は同行できず、うさぎちゃんの班にはお弁当を食べているときに先生が来たそうです。
大丈夫だと思った様ですが・・・
実際、男の子達が羽目をはずし、うさぎちゃんはかなり注意をしたようでが、あまり聞いてくれず・・・
公園では、石で、男対女のサッカー対決をしようと言い出したそうです。
もちろん、うさぎちゃんは嫌だと言ったそうですが、やらないと殺すと脅されたらしく、しぶしぶ相手をしたそうです。
みんな、うさぎちゃんがサッカーをやっているのを知っているので、挑戦したいようです。
結局、勝負には勝ったようで、今後、言うことを聞くよう約束させたそうです。(実際その通りになったかどうかは不明ですが・・・)
でも、石は小さな軽い物を使ったそうですが、うさぎちゃんの右目に当たり、学校から帰ってきてもずっと痛がっていました。
幸い、冷やしていたら痛みもとれ、腫れてもいないし、青あざにもなっていないので大丈夫でしたが、一つ間違えれば大変なことになっていました。
うさぎちゃん、担任の先生には全部話し、その後男の子達はかなりお叱りを受けたようです。
脅されたとはいえ、一緒になって石でサッカーをしたので、うさぎちゃんも悪く、目に石が当たっても文句が言える立場でないのは分かっているようで、泣かずに自分で目を洗って何事もなかったかのようにしていた様です。
私としても、他にいい解決方法がなかったのか、具体例をあげて話しました。
でも、最近のクラスの状態を聞くと、数人の男の子が女の子たちに随分と暴力を振るっているようで、けがをした女の子は数多く、泣かされた子もほとんどのようで、話して分かる相手ではなさそうです。
気の弱い男の子は助けることもなく、怖いので見てみぬふり・・・
うさぎちゃんは、蹴られてもびくともせず蹴り返すし、走ってもたいてい追いつけるし逃げられる為、被害は少ないようです。
でも、このままでいいのかな・・・
今朝のテレビで、ある小学校での問題解決能力を身につける授業を紹介していました。
たとえば、『ゴミの量をゼロにできるか』
最初、ほとんどの子が出来ないと言っていましたが、授業が進むうちにだんだん出来るのでは?と考えられるようになってきていました。
学年が上がるにつれて、丸暗記の詰め込み教育になりがちですが、社会に出てからは、この能力がないと本当に大変かと思います。
どの学校でも、総合学習の時間などは、体験学習が多いそうですが、このような授業も必要かと思いました。
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